ホッとする温かい飲み物は?

 寒い冬は、温かい甘酒がいいですね。麹で作った甘酒と、酒粕を使ったものがあります。前者の方は、東京では、神田明神の甘酒が有名です。空襲にも耐えた地下の室で作られた自然素材のものは、十分に甘いです。なお、夏は、冷やし甘酒も味わうことができます。
 酒粕から作った甘酒は、子供のころからおなじみの物でした。こちらの方が、さっぱりした味で、香りもなかなかのものです。毎年、地元の地酒の酒粕を利用しています。でも、今年は、NHKの「ためしてガッテン」で、酒粕が体にとてもいいとの放送があったために、一時期、売り切れの状態が続きました。どうも、日本人は、熱しやすく冷めやすい国民性があるようです。今までも、マスコミの影響で、何回も健康ブームが起こりましたが、大体が短期間で忘れ去られています。紅茶キノコなんて、一体どうなってしまったのでしょうか。
 そんなわけで、大好物の酒粕も一時期、入手が難しくなりました。でも、健康によいなら、昔から愛飲しているのですから、自分にとっては大いに結構なことです。また、今年、ブームにはまった人も、これからも継続して欲しいですね。
 一時期は、酒粕が売れなくて、酒造会社では産業廃棄物として、有償で出していたのですから。地球に優しい、環境に優しいということに貢献できるのですから、大いに酒粕を利用しましょう。健康にもいいというんですから。

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植木鉢で育てるものは?/絵本『うえきばちです』

うえきばちです

      

買ったきっかけ:
ナンセンス絵本は楽しいです

感想:
いきなり、うえきばちが登場です。さて、何を植えましょうか。
なんと、のっぺらぼうを植えて、育てます。毎日、水もやってね。そしたら、めが出てきた!芽ではない目が。次は、葉ではない歯が。次は、はなが咲きました。当然、花ではなく鼻がね。こんな風にして、結局、親父が育って、植木鉢から出て、どこかに行ってしまいました。
次ものっぺらぼうを植えました。そしたら、めが3つも!

思わぬ展開に、腹を抱えて笑ってしまいます。

おすすめポイント:
ナンセンス絵本で、かけ言葉も使った言葉の遊びも楽しめます。

うえきばちです

著者:川端 誠

うえきばちです

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不思議なメガネで探検しよう!/絵本『ジャングルめがね』

ジャングルめがね (すきすきレインボー)

      

買ったきっかけ:
SF作家の筒井康隆さんの童話なんですね。

感想:
しんすけくんは、不思議なめがねを持っています。いつの間にか、しんすけくんの机の引き出しに入っていたそうで、何故、そこに入っていたかは、誰もわかりません。童話って、それでいいんですね。
このめがね、かけてみると、みんながジャングルの動物に見えるんです。
いつもの見なれた風景がジャングルと化すわけです。
お父さんやお母さん、それに友達も、動物に見えるんです。読者のイメージと合うのかな。
そして、誘拐事件を見つけたしんすけくんが、お巡りさんと不思議な逮捕を巡る冒険をすることになります。
これも、物語ですから、何故なんて考えるのは、野暮な話ですね。
あり得ないできごとを楽しむことも、読書の楽しみの一つです。

おすすめポイント:
不思議なめがねをかけた、ジャングル探検をしんすけくんと一緒に体験して、楽しんでくださいね。

ジャングルめがね (すきすきレインボー)

著者:筒井 康隆

ジャングルめがね (すきすきレインボー)

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信じて希望を持ち続けることの大切さ/絵本『みなとのチビチャーナ』

みなとのチビチャーナ (わくわくライブラリー)

      

買ったきっかけ:
信じることの大切さを思い起こしてくれます

感想:
忠犬ハチ公が、アメリカ映画になって上映されました。ハチの行動の本当の意味はわかりませんが、そこに、人間は自分たちの感情を移入してみたのでしょう。

チビチャーナとは、キューバの子どもたちが作るおもちゃの車です。坂を駆け下りる速さは、並大抵のものではありません。米国でも、ソープボックスダービーに使われる車がありますね。

さて、この本に出てくるチビチャーナは、手作りの小さなヨットの名前です。
大きな港のすみっこにつながれた小さな船。お尻にチビチャーナと書かれている手作りのヨットです。りょうくんとパパが、休みの日も惜しんで作った自慢のヨットです。水に慣れるようにと、リョウくんたちはチビチャーナを港につないで帰ります。来週の日曜日にやってくると約束をして。
新入りのチビチャーナは、港の船たちと知り合いになります。ある時は、母猫がいなくなった子猫が魚をとるためにチビチャーナに乗り込みました。おなかがすいていたからです。でも、魚をとりそこなって海に落ちてしまいます。チビチャーナには、助けることができません。でも、どうにか子猫は岸に泳ぎ着きました。

約束の日曜日が来ても、リョウくんたちは姿をみせません。泣いてしまうチビチャーナ。他の船から色々言われますが、きっとリョウくんたちが会いに来ると信じて待ち続けます。次の日曜日も来ませんでした。

その間に、他の船にぶつけられてけがをしていたい思いをしたこともあります。嵐の夜も経験しました。キジバトが、船の中で巣を作り、ヒナを返しました。ハトはチビチャーナに、リョウくんを探してくれると言いますが、絶対に会いに来ることを信じているチビチャーナは、断りました。友達となった子猫と、海の記念日を迎えます。日曜日ではありませんが。するとその時、親猫を連れたリョウくんとパパがやってくるではありませんか。今まで、チビチャーナは、何回泣いたことでしょう。
さて、チビチャーナたちは、どんな海の記念日を迎えたのでしょうか。

おすすめポイント:
信じることは、自分のためでもあり、大事な人のためでもあります。疑いに打ち克つことは容易ではありませんが、お互いの信頼関係が確認された時、どんなにか幸せな気持ちになれるのでしょうか。

みなとのチビチャーナ (わくわくライブラリー)

著者:山下 明生

みなとのチビチャーナ (わくわくライブラリー)

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本を作るのは大変だが、焼くのは一瞬/絵本『バスラの図書館員―イラクで本当にあった話』

バスラの図書館員―イラクで本当にあった話

      

買ったきっかけ:
文化は人類が長い間かけて築いてきたものです。戦争は、その文化を一瞬のうちに破壊します。

感想:
一部には、戦争は、文明を発達させるという結果を強調する向きもあるようです。確かに、技術面では、新しい開発を促進した面もあるのは事実ですが、同時に毒ガスや武器に開発も進められてきたわけです。イラク侵攻の際に使われた劣化ウラン弾は、いまだに、イラクの子どもたちの健康を蝕み続けています。核のゴミを安価な武器にして、イラクの戦場にごみの投棄も兼ねて処理したわけです。
イラク侵攻については、大量破壊兵器の存在はでっちあげだったわけで、今や、イギリスでもブレア氏に対する責任追及が始まっています。日本の、あの重装備で短時間のイラク滞在をして、英米のイラク侵攻を支持した政治家たちの責任問題はどうなったのでしょうか。またもや、この国のお得意の「水に流す」ということで、責任はあいまいのまま忘れ去られてしまうのでしょうか。

さて、イラク侵攻では、多くの文化財が海外に流出しました。当然、他の文化施設の破壊も行われたわけです。

本書は、バスラの図書館員が、図書館の本を住民の協力のもとに避難させて、大切な本を守った実話に基づいたお話です。2003年4月6日に、イラク侵攻はイラク最大の港町バスラに達します。バスラの中央図書館の女性司書の責任者アリア・ムハンマド・バクトルさんは、図書館の本を友人と隣人の助けを借りて、自分の家やレストランなどに避難させました。全部の図書は無理でしたが、70%の図書を救い出すことには成功しました。その9日後に図書館は消失しています。彼女はその後重い病気をしましたが、今でも、図書館の再開の日を待ちながら図書を守っています。

戦争は、文化を破壊します。先人の知的遺産である書物に対しても甚大な被害を与えます。イラクに本当の平和が訪れ、図書館が再建されることを祈りつつ、アリアさんのような書物に対する行動を通して、今回の戦争の無意味さを実感する次第であります。

おすすめポイント:
本を愛する人たちに、図書館を焼き尽くす戦争の愚かさを本書を通じて考えてもらいたいと切望しています。

バスラの図書館員―イラクで本当にあった話

著者:ジャネット・ウィンター

バスラの図書館員―イラクで本当にあった話

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生きていることに優しくしたい気持ち/絵本『うたうしじみ』

うたうしじみ

      

買ったきっかけ:
年をとることと、生き物に対するいつくしみの心の兼ね合いが切ない物語

感想:
若い頃は、いたずらで、いじわるで、けんかばかりしていた魔法使いも今では、すっかり年老いて、あの頃の元気は失せてしまいました。年をとるって、悲しいことなんでしょうか。
魔女におなじみの使い魔のネコのトラジと暮らしていました。

ある時、味噌汁の具にしじみを買ってきました。さて、夕食の準備にかかると、水を張ったボールの中から、プチプチ、ゴソゴソ音がします。しじみたちが、いびきをかいて寝ている音です。それを見たら、味噌汁に入れるのが残酷に思えてきました。若い時だったら、さっさとお湯の中に入れてしまったでしょう。トラジは同情は禁物と言いましたが、その晩は、具の入っていない味噌汁になってしまいました。

次の日の夕方、トラジに弱気になるなと言われましたが、年をとって気が弱くなったのでしょうか、魔法使いには鍋に入れることができません。見かねたトラジが、自分がやると言い出しましたが、いざ、入れようと思っても、しじみたちの安らかな寝顔を見ると、同様に出来ません。また、実なしの味噌汁になってしまいました。

こんな調子でお話は続いて行きます。目を覚ましたしじみたちは、故郷を思って泣きだします。魔法使いは、しじみたちを連れていってやろうと思いますが、いまでは、ほうきもぼろぼろで空を飛ぶこともできません。汽車で行くにも、お金がありません。

そこで、街の中で募金集めをします。でも、世の中、甘くないですよね。あきらめかけた時、しじみたちが歌を歌います。道行く人たちがこの歌を聞いて立ち止まり、カンパをしてくれました。何日か街に立ちました。そして、十分な旅費を集めることができました。でも、しじみたちの歌って、どんななんでしょうね。

魔法使いは、しじみたちの分も切符を買いました。ここのところが愉快です。たくさんいるしじみたち、一つずつに切符を用意するんですから。

海に着いたとき、魔法使いとトラジは、もうしじみたちの歌を聴くことができないことで、別れがたい気持ちが生じます。

さて、この物語の結末は?

何故、魔法使いは、しじみたちに同情したのでしょうか。年をとって丸くなったからって!それはね、………

おすすめポイント:
子の魔法使いも最初から、しじみに対して優しくはありませんでした。
彼女の心の変わり具合を、物語を追って確かめていって下さい。
あたたかい気持ちは、誰でも持っているんでしょうね。

うたうしじみ

著者:児島 なおみ

うたうしじみ

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これは、本当の時の旅なのか?未知の世界からの招待/絵本『漂流物』

漂流物

      

買ったきっかけ:
不思議な世界への誘い

感想:
漂流物(flotsam)とは「海上や水上に浮かんでいて流れのままにただようもの」。それが浜辺に打ち上げられた時に漂着物となる。どこか遠くの世界からのメッセージ。海岸を歩いて、そうした漂着物を採集してコレクションしている人たちもいる。きっと、その漂着物に対する様々なイメージを膨らませて、空想の世界に浸っているのであろう。

さて、この絵本には、全く言葉がない。絵だけでストーリーが展開していく。

浜辺で遊ぶアメリカ人の少年。彼は、流れ着いた箱型の水中カメラを拾う。波が運んできたものである。中をのぞくと、現像されていないフィルムが入っていた。

少年がカメラ店で現像してもらった写真に写っていたものは!
見たこともない海の異界の風景であった。
本当のそんな世界が実在するのであろうか。

最後の1枚の写真には、日本人かも知れない東洋人の少女の写真が写っていた。良く見ると、少女は写真を持っていた。その写真には、ラップランドかどこか北の方に住む少年の写真が写っていた。その少年も写真を持っている。ブロンドの髪の少女の写真。その彼女も……。
少年は、肉眼では良く見えない写真をルーペを使ってみる。そこにも同じような写真を持つ子どもの写真。際限なく続く予感がする。ついには、顕微鏡で観てみることにする。倍率を挙げるにつれて、見える写真は年代が古くなっていくようだ。カラー写真から白黒写真への変化。そして70倍で一人の少年の写真にたどり着く。昔の服装を着た浜辺に立つ少年の姿。

不思議な写真を見てしまった少年が思いついたことは……。

不思議なカメラをめぐるお話は、素敵な絵によって表現されている。カメラの旅は今も続いているのであろう。

おすすめポイント:
時と空間の中、不思議な旅をしてみよう。
終わりのない物語の一部をのぞいてみよう。

漂流物

著者:デイヴィッド ウィーズナー

漂流物

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生きていく力/『いのちかがやけ!タイガとココア―障がいをもって生まれたアムールトラのきょうだい』

いのちかがやけ!タイガとココア―障がいをもって生まれたアムールトラのきょうだい

      

買ったきっかけ:
障害を持って生まれたタイガとココアの成長の物語

感想:
メディアでも取り上げられた、足に障害を持って生まれたアムールトラのタイガとココアのお話です。

2匹が生まれたのは、2008年5月24日の朝、母親のチョコが3匹の子どもを産んでいました。一向にチョコは世話をしませんでした。釧路市動物園のチョコの世話係の大場さんが、モニターテレビで床の上に3つの「物体」を発見します。動いている様子がなく、死んでいるようでした。しかし、かすかに動いたことから、あわてて獣医さんたちと、すっかり身体が冷え切った3匹をお湯の中で温めます。
残念なことに、一匹は死んでしまいました。生き残った2匹が、元気を取り戻したのを見て喜んだ動物園の人たちも、その後、すぐに2匹の足に障害があることに気が付きます。この時、将来、この2匹が足を引きずって歩く姿をイメージした人たちは、果たしてこの先トラたちが生きていくことが幸せなのか、思い悩みました。しかし、2匹が見せる生命力の強さに、動物園で飼育することに決まりました。

いつも2匹は一緒でした。オスはタイガと、メスはココアと名付けられました。タイガの足の方が、重い障害でした。

自然界だったら、こうした障害を持った子供は、自然淘汰されていきます。

その後の、2匹の成長の様子が、本書では、多くの写真も使って書かれています。酪農学園大学獣医学部付属動物病院で、検査と治療を行ってもらえることになった最初の検査結果の時は、読んでいる方も、心配になりました。レントゲン写真では、ココアの背骨はまっすぐなのに、タイガの背骨は骨の無い部分もあってゆがんでいまいた。足の方は、2頭とも「軟骨形成不全症」といって、骨と骨の間にある軟骨が完全に成長していないものでした。特にタイガの左後ろ足には軟骨が写っていませんでした。タイガは、それでも、3本で歩いていました。検査の結果は、悪かったけれども、2匹はいつもじゃれあって元気でした。これが、動物園の人たちの希望でもありました。

動物園のお客さんへの、初公開とその一月半後の公開の様子は感動的でした。後の公開の時の数日後から、タイガはうんちの時だけですが、左後ろ足を地面につけるようになりました。軟骨の無い足を。タイガの見せた生命力は、本物でその日から、しょっちゅう左足をつくようになりました。その後、病院でのレントゲン検査で、タイガの骨が少し形成されていることがわかりました。「見えない力」を、動物園の人たちは、強く感じました。奇跡も起こりうるのだということを。

いつも2匹で一緒にいたことが、タイガとココアの成長に、どんなに有効だったか。この2匹は、メディアでも取り上げられ、日本中の人々に元気を送ってくれました。2匹が生まれてから間もないころから、動物園協会の人たちが募金活動を始めています。そうした応援をバックに、動物園では、バリアフリーの新動物舎の工事が2008年の暮れに始まっていました。すっかり大きくなった2頭のために。そして2009年3月26日に完成。

しかし、2009年8月25日、タイガはこの世を去りました。餌の肉を詰まらせたタイガは、息が出来なくなったまま、夕方5時28分に死んでしまいました。

おすすめポイント:
現在は、ココアがタイガの分も頑張って生きています。この本で、2頭が見せた「見えない力」が、命の持つ意味を教えてくれます。
ココアは、体重が増えるにしたがって、足への負担が大きくなっています。
バリアフリーの住処の中で、頑張って生きていって欲しいです。

いのちかがやけ!タイガとココア―障がいをもって生まれたアムールトラのきょうだい

著者:あんず ゆき

いのちかがやけ!タイガとココア―障がいをもって生まれたアムールトラのきょうだい

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清々しい心の交流、切ないけれど/『点子ちゃん』

点子ちゃん

      

買ったきっかけ:
目の見えない天使のような点子ちゃんとの交流

感想:
点子ちゃんといっても、あの「点子ちゃんとアントン」とは、全く関係がない。
どちらかというと、風の又三郎の雰囲気がした。

この本を初めて手に取った時、中の挿絵に点字が添えてあった。ページを表わす数字の下にも、点字があった。

小学4年の「ぼく」のクラスに転校生がやってきた。泉川カレンという女の子だった。アメリカから日本のおじいさんとおばあさんの家にやってきたのだ。目をつぶっていた。彼女は、全盲だった。3歳の時に、重い病気にかかって目が見えなくなったという。アメリカにいる時に、お母さんから日本語の点字を習った。そした漢字の点字も。でも、お母さんが亡くなったので、日本に帰ってきた。お父さんは、また、仕事があるのでアメリカに戻るという。

「ぼく」にとって、妖精のような存在だった。点字で、本を読むのが好きな女の子だった。

全盲の少女と、4年生のクラスとの短かったけれど、色々な事があった交流を描いた作品である。こうした形の児童書があることはうれしいことだ。子ども同士の自然な付き合い。意地悪な女の子も登場する。

巻末には、点字の一覧表が載っている。これを見ながら、挿絵の点字を読み取ることができる。もしかしたら、点字に興味を持ってくれる子どもが出てくるかもしれない。エレベーターの数字も読み取ってみたりして。

そう、点子ちゃんというのは、点字で本を読むことからついた名前だ。

おすすめポイント:
視覚障害者のことを、この素敵なお話を通して、身近な存在として子ども達に感じてほしい。

点子ちゃん

著者:野田 道子

点子ちゃん

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両親の死を乗り越えて/絵本『でも、わたし生きていくわ』

でも、わたし生きていくわ

      

買ったきっかけ:
突然の事故で両親を失った少女の悲しみと生きる力

感想:
7歳の少女ネリーの両親が、突然の事故で死んでしまった。妹と弟と3人のきょうだいは、それぞれ、親戚の家に預けられて生きていくことになった。週末には、会うことができるが。
子どもの心の中の、生きる力を描いた作品である。
両親の死を受け入れ、預けられた叔母の愛情を知り、友人とも両親の死について話せるようになる強さ。
最後のページで、窓から遠くを見ながらの彼女の言葉が、胸に響いた。「わたしが、おとなになったら、子どものたくさんいる家庭にしたい。 家には、窓もドアもいっぱいあって、風がやさしく通りぬけ、星空をながめられる。 おさない子も大きな子も、だれでも自由にはいってこられる。 「いらっしゃい」わたしは声をかけるわ。「あなたも家族よ」。

おすすめポイント:
子どもの心の強さと、生きる力を見てほしい。最初は、悲しみにくれていても、それを乗り越えていく心を。

でも、わたし生きていくわ

著者:コレット ニース=マズール

でも、わたし生きていくわ

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